午後の予定だったお菓子の会議を急遽午前11時に繰り上げる、いつもは4時というお菓子を食べるには最適の時間なんだけれど、11時というのはお菓子を盛大に食べる時間としては適していない。クリスマスケーキの最終確認、初冬の新作の試食などなど。今日は試食量が多かったのでさすがにお昼はパス。
(朝からヘビーに)
TCATから羽田行きのフレンドリーエアポートリムジンに乗ることおよそ20分で1タミに到着。無料航空券のご予約より2便前のキャンセル待ちに滑り込みセーフ、3人しか呼ばれなかったうちの1人だから凄くラッキー。なぜかこの便は本当に満席、一体皆さん北の大地へ何をしに行くのだろうか?
お座席はひさしぶりの窓側、ウツラウツラしてお外を見ると早くも下北半島。ここからまっすぐ千歳へ向かうと思ったら今日は北東へ向かい、北から滑走路へ進入。5分くらいは余計にかかった計算になる。脱兎のごとく地下ホームへ駆け込み、出発間際の快速エアポートへ飛び乗る。到着ロビーの電光掲示板は15分後の列車を表示していたのだけれど、ここは発車5分前に表示が消えてしまうので走れば前の列車に乗れることがままある、一人がけの席もゲットしたし非常にラッキー。
札幌駅構内の
「味の時計台」
味噌ラーメンの遅いお昼ご飯。店員さんの対応が非常によろしい。
(今日は味噌らーめん)
一昨日チェックアウトしたアートホテルズ札幌に再度チェックイン。パソコンを開いて、今夜先発予定である小野投手のブログをチェックすると、なんと
「行ってきます!」
というタイトルでブログが更新されている。この緊張感の中でもファンへメッセージを送るという小野投手の人柄が分かるブログだ。
「応援しないわけにいかない!」
ということで開始直前に札幌ドームへ到着。
(もう後がない!)
諸般の事情により、今日はバックネット裏のかなりいい席。しかも初戦と違ってネットがないので、恐らくこの球場でベストの場所だと思われる。
(かなり見やすいお席だ)
小野投手は、とにかくヒット打たれながらも
「我慢と粘りの投球」
でゲームをつくる。4回ピンチでのダブルプレイが最高にかっこよかった。とにかく前半戦は異常な緊張感の中でゲームが進む。
(頑張れ小野!)
5回途中で小野投手は降板、シーズン中ならば早いと思うけれど、今日に関しては全く文句はない。当然の交代だと思う。1点は奪われたものの直後の6回に
「里崎がやってくれた!」
諸般の事情で里崎はあまり好きではないのだけれど、この大事な場面で逆転2ランを打つとなると認めざるを得ない。
(胸を張っての降板)
(里崎値千金2ラン!)
そして7回まで抑えた川崎は見事の一言だ。ファイターズは武田勝がリリーフに回ったのは分かるけれど、その後にでてきた
「萩原だか荻原だか分からない人」
とか出すなら、武田久を先に使ってもよかったと思うけどね。
しかし7回まで川崎を引っ張ったということは
「8回薮田」
これは分かるけれど、
「まさか9回はあの男の登場か?」
というやりとりのメールが盛んに飛び交ったことは言うまでもない。
で、案の定8回は薮田登場。なんとか無失点に抑えるのだけれど、この回は2つのミスがあった、ひとつはファーストゴロを自分でベースに入ってセーフとしてしまった福浦。もうひとつは、ピッチャーゴロ、ダブルプレイの際セカンドへ入るのが遅くて一塁に残してしまった西岡またはオーティズ。
ただ、ショート後方への小飛球をサードとショートが追ってがら空きになったサードへ薮田がカバーに入って金子をアウトにしたのがとてつもなく大きい。
「バックアップやカバーの大切さ」
を実感した。
9回1点負けていてもマイケル登場、彼こういう場面では打たれることが多いのだけれど、案の定1アウトもとれずノックアウト。これで4点差なんだけれど、その裏登場したのは
「やっぱりあの男」
彼はいかんせん、2年前のプレーオフ4点差を同点にされたという前科を持っている。しかもそのとき幼稚園くらいの娘さんに
「パパのバカ」
とののしられた映像がテレビで流されていたと記憶している。
「歴史は繰り返されるのか?」
と思ったけれど初球で
「これはなんとかなるのでは?」
と一安心、今日は明らかに
「いい時の小林雅だった」
下位打線だったとはいえ、全く危なげないピッチングで見事勝利!
(今日はスライダーが切れていた)
なんともいえない緊張感たっぷりの試合に幕を閉じた。とにかく
「ナイスゲーム」
としか言いようがない。里崎のヒーローインタビューをに声援を送ってから帰路についたんだけれど、ナイスじゃないのが札幌ドーム。
(勝利!)
(今日は里崎だ!)
(サポーターもよく頑張った!)
どうして歩道橋まであんなに渋滞するのか?もう移転して3年だか4年もたつのだから、抜本的な対策を打たないとだめでしょう。案内が
「福住は混むのでシャトルバスおよびタクシーをご利用ください」
と叫んでいる。バスはいいけれど、タクシーをご利用くださいっていうのは反則でしょ?
(非常に危険な状態)
まあ何はともあれ、試合中は4時間もの間飲まず食わずで一球に集中していたので、
「だるま」
にてジンギスカンをいただき温泉で汗を流し、ラウンジで氷いちごをいただき一息つく。
(だるまさんにて祝杯)
(一日のしめ)
で、一応念のために小野投手のブログを確認すると
「よっしゃー!!」
というタイトルで小生のブログより先に更新されているではないか!
「本当に素晴らしい」
としかいいようがない。今晩、小野選手の気迫のこもったピッチングを見れた応援できたことは心からうれしく思う。
これで明後日は第5戦が行われることになった。先発は
「ダルビッシュ・成瀬」
という現在の最高のピッチャー二人が雌雄を決するわけだ。この追い込まれた状況の中でこの対決が実現するということは日本のプロ野球にとっても凄い財産だと思う。これが実現しただけで満足するのはおかしいかもしれないけれど、もうどっちが勝とうが負けようが関係ないと思う。明後日が本当に本当に待ち遠しい!
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