7月30日(月)武見君と自見君
一夜明けると、新聞の見出しは
「自民惨敗」
などの楽しい見出しが踊っている。昨晩は結局、就寝したのが4時過ぎになってしまったので、とにかく眠くて眠くて仕事にならず。
「安倍続投」
はっきりいって、民主党にとっては最高の流れじゃないかしらん?しかも
「挙党一致体制」
とかいって、いかにも派閥順送り人事とかおもいっきり復活しそうな気配もあるしねえ。この状況なら、党内から徹底的に責任論が出ると思うのだけれど、小生の確認したところ
「加藤紘一・石破茂・後藤田正純・舛添 要一」
の4名くらいだ。しかも、いかにも今回外務大臣などの重要ポストに就きそうな舛添さんは一転してだまっちゃったしねえ。。。。
ちょっと前の自民党だったら
「我らが亀井静香先生が大騒ぎ」
するところなんだけれど、とにかく自民党には人材がいなくなってしまった。
「辞任しないなら、首班指名欠席するぞ!」
とかいう脅しというか、駆け引きもないようではつまらない。
もっともっと党内に
「絶対俺が総理になってやる!そして日本をこうしたいんだ!!」
ということを全身から出している総理候補も
「俺たちが命がけでオヤジを総理にするんだ!」
といういきのいい若い衆も見られない。ホントつまらない政党になってしまった。
今回の民主党大勝については、
「小沢一郎君お見事!」
と言うしかないだろう。とても菅・鳩山・前原・岡田君らにはできない芸当だ。わざわざ農村部にヘリでかけつける意味ってあんまりないのだろうけれど、それが都市部や他の農村部でもテレビや新聞で報道される間接的な意味をよーく理解しているのだと思う。今の自民党に彼に対抗できる人材は、やっぱり小泉純一郎君を置いてほかにいないということなのだろう。
そして、今回の雲隠れは本当に身体が悪いのだと思う。いかにもそんなに永くないような感じさえしている。当然のことながら首相やる気ないのだろう。ある意味今最も総理に近い男は
「菅直人君」
のような気がしてならない。でも、さすがに菅総理は応援できないなあ。。。。
不思議なのが、やはり公明党の選挙区での落選。今までほぼ100%選挙区では当選してきたので、衝撃だろう。投票率がさほど上がっていないのに落選者が出たということは、民主党がうまく票を配分できたということに尽きるのだろう。そしてほとんど全国的には、自民との選挙協力っていったって結局のところ
「自民支持者で公明に投票した人ってかなり少ないのでは?」
と思う。いろいろな意味で公明党も考えどころに来ているのだと思うよね。
結構驚いたのが、
「武見 敬三君の落選」
こういう強固なバックを持つ方が自民の比例で落ちると言いうのは驚き。小生の推測するところ
「医師会の票は我らが自見庄三郎 先生に流れてしまったのだろうか?」
武見君は幼稚舎から大学までラグビー部というのは知らなかった。そっちの人たちはあんまり投票しなさそうだしねえ。。。
自見先生は、お医者さんなんだけれど、なぜか郵政族。このあたりの仕組みは知りたいところではある。だけれど、自見先生とか今回の参議院に受かってしまうと、さすがに半年後にもあるかもしれないと言われている
「衆院選に出れなくないですかね?」
それとも
「まさか受かるとは思わなかったのか?」
すこーしだけ気になる。。。。。。
米国で選挙速報をネットでしか確認できず、おぎさんは大変つまらなかったとのこと。やっぱり、こういうときは
「チャンネル頻繁に変えてしまうよね。」
フジは27時間テレビだかで出遅れたのがよかったのか、最も視聴率が高かったというのは皮肉なもの。
テレビ東京は選挙なんか一切無視して、
「いい旅夢気分5時間スペシャル」
とか徹底的にやろう、という編成局長はいないのかしらん?
録画しておいた
「TVタックル」
を見てから早々に就寝、選挙の翌日はこれも2時間くらいスペシャルでやってほしいよねえ。。。
「もっともっと小生のライフワークでもある国政選挙の余韻を楽しみたい」
と思う今日この頃なのである。。。。。。
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