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1月21日(火)巴里で寿司と鮨

 基本、お部屋の暖房はオフにしている
「だからかわからんけれど、深夜から早朝にかけて小用を4回」
しかも
「チョロチョロじゃなくて、それなりに盛大に出るんだよね」
んで
「7時に起床」
雑務を片付けてから
「本体の皆さんとのお別れ」
バスが見えなくなるまで
「盛大に手を振ってお見送り」
を。。。。

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(マルシェは新鮮なお魚を路面で!)

 んで、
「まづはホテル周辺をうし散歩」
いやあ
「おくさん!寒い寒いですよ!」
でもねえ
「盛大にマルシェ冷やかして歩くのはたのしゅうござひます」
んで
「適当なパン屋さんへ参戦」
したら
「これはイマイチ」
でもねえ
「ようやくパリいるんだなあ」
と実感が出てまいりましたですわ。。。

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(残念でした)

 例によって
「これぢゃ終われない」
といふことで
「ラデュレさんへ転進」
お馴染み
「フレンチトースト」
をおいしくいただくと、
「ようやくパリジャンになったなあ」
と実感が出てまいりましたですわ。。。

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(ラデュレでフレンチトースト)

 んで、
「エフェル塔を眺めながら、セーヌ川沿いを散策」
色々考えることあるんだけれど、昨日の日仏ハーフの通訳さんとお話したんだけれ
「盛大にストとかデモやっているけれど、これがフランスだから仕方ない、と思ってくれ問題」
「とにかく、今は格差が広がり過ぎちゃって、あまりにもひどいぞ問題」
「次の大統領選が問題だ、極右もしくはかなり左に寄った政権が出来る可能性がある問題」
「このままでは遅くとも50年以内、下手すると10年以内に再度革命が起きる可能性があるぞ問題」
といった諸問題を討議した結果
「やっぱり皆さんにはフランス革命の血が流れているね」
「その通りだ!」
といふ結論が出たところで御開きになったんだけれどね。。。

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(セーヌ河)

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(米国からお礼で到着した自由の女神)

 少々お部屋でくつろいでから
「12時チェックアウト」
んで、向ふ先
「鮨 奥田さん」
ですわ。。。。

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(奥田さん)

 実は
「パリ在住の☆シェフ=たくさんを、海苔やさんにご紹介するランチ」
なんですよ。。。。

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(カモの治部煮)

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(かんぱち焼き)

 いやあ
「完全な日本ですね」
もう
「超リラックスですわ」
勿論
「海外で日本食は絶対に食べない主義」
は変わらないですよ。。。

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 そふ
「今日はお仕事ですからね」
でもさあ
「やっぱ1週間欧州へ滞在する」

「一口目の日本食が最高」
ですわ。。。

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 こちらは
「和食部と寿司部があって寿司を選択」
職人さんは
「開業資金を稼ぐために、シンガやらインドやらパリで働いて、まもなく3年の契約が終了」
んで、
「とうとうスポンサー見付けて当地で独立開業する」
とのことですわ。。。

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 んで、日本からは
「のり・わさび・御酢」
なんてところをもってきているけれど
「お魚やらお米は全て現地調達」
なのは、
「たくさん=仁」
と同じでござひます。。。

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 でもさあ、聞けば聞くほど
「現地で店をやって利益出すのは至難の業といふか不可能だよね」
やっぱ
「ものすごく労働者が守られているよね」
おおよそ
「給料の1.8倍くらい年金やら社会保険やらを合わせると支払っている」
し、さらに
「絶対に1日8時間厳守」
だし
「夏と冬に長期休暇」
だから、
「家族経営ぢゃないと無理」
といふのは納得ですわ。。。。

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 しかも、
「鮨はNYとかと比べて高くないんだよね」
ちなみに
「奥田さんはランチで1.5万JPYくらいだもん」
やっぱ
「三ツ星店がたくさんある地だと、価格としてそれ以上はなかなか設定できない」
とのことですわ。。。。

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 これがNYだと
「8万とか平気で設定出来るんだってね」
とにもかくにも
「美味しく、楽しく、たっぷりといただき」
ほんと
「日本にいるとしか思えない幸せなひと時をありがとう」
ですわ。。。。

 今宵帰国する
「海苔やさんの女史社員をお見送り」
して、わらしも
「ウーバーに乗って定宿へ」
とホテル替え。。。。

 

 いつものことだけれど
「世界中どこへ行っても定宿は、わらしの事を温かく迎えてくれますよ」
ほんと
「ほっとしますですよ」
早速
「超高層階のナイスなビューのお部屋でくつろがせていただきます」
ですわ。。。。

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(34階の素晴らしいビュー)

 2時間ほど休憩して
「出発」
気温は
「5度だからかなり寒い」
ちょうど
「冬の札幌って感じね」
んで
「まづは凱旋門」
へ出て、シャンゼリゼ通りをまっすぐ進んでいきます。。。。

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(お約束の凱旋門)

 なんだかんだいっても
「凱旋門・シャンゼリゼ通り」
って
「ワクワクしますですよ」
んで当然のことながら
「オーシャンゼリゼ!オーシャンゼリゼ!」
と自然と歌ってしまひますですよ。。。

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(ムール貝スープ最高です)

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 でもねえ、例によって歌詞がわかるのはそこまででして、そのあとは
「タラララ・タラララ・タラララ・タラララ・ランラ ランラララーン ラ シャンゼリゼ!」

「ランラランラ」
を壊れたレコードのやふに繰り返しますですよ。

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 わらしがこうして
「参戦するだけで盛大にご当地ソング」

を口ずさんでしまふのは
「当地とニューヨーク五番街だけ」
だから
「ようはこの二都市は別格」
なんだろうなあ、と改めて納得してしまふ今日この頃でござひます。。。。

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(おくさん!トリュフですよ!)

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(なんとうなぎさん!)

 1時間歩いて
「ちょうどおなかも空いたところで、仁さんへ」
到着。。。。

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(たくさん!)

 カウンターは
「日本人4+当地の方4でほぼ満席」
昼もそれなりもおいしかったけれど、んで
「やっぱり卓さんの方が断然おいしゅうござひまひた」
ですわ。。。

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 とにかく
「ひとつひとつ細かいんだよね」
いきなり
「スープに驚かされました」
ですわ。。。

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 んで
「トリュフ」
やら
「オマール海老」
やら、
「次から次へと普段食べなれない欧州の味覚」
が登場して、それが全部素晴らしいんだよね。。。

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(オマール海老のにぎりだよ)

 でもねえ、なにが最も感動したかって
「大締めのかんぴょう巻」
なんだよね。。。。

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 本当に本当に
「幸せなひと時でしたわ」
本来
「海外ではスキャンダルと和食はノーサンキュー」
だったんだけれど
「例外中の例外」
といふことで。。。

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(1号線に乗ってご帰還)

 確かに
「1週間以上海外、特に欧米に滞在すると和食をいただくと、ほっとするよね」
これは。。。

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(サーチライト届くよ)

 帰りは
「地下鉄1号線に乗ってご帰還」
どうも
「他の地下鉄はストの影響で間引き運転していらしけれど、1号線はしっかり3分間隔」
で登場したけれど
「飛び乗ってよいのか躊躇しましたよ」
だって
「五分五分だもんね」
ドキドキしましたけれど
「今回は良い方の5割」
が出て一安心です。。。。

 

 お部屋へ戻って
「34からのパリの夜景にうっとり」
しながら夜は更けてゆくのだった。。。。

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