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11月21日(火)伊勢大明神

 大阪ー名古屋間の移動といえば、90%の方が新幹線なのではないだろうか?ただ、近鉄特急という手段も存在する。所要時間があまりにも違うので、勝負にならないが一応存在するのだ。かつて近鉄バファローズという球団あったんだけれど、チームが名古屋へ遠征した際は、大阪へ帰るのに選手に近鉄特急の回数券が渡されたけれど、誰も乗らなかったといういわく付きの特急ではある。
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(なんで関西の私鉄は、皆こんな色使いなんだろう)

 
 とはいえ小生、私鉄の有料特急は大好きだ、しかも私鉄最大の路線を持つ近鉄だ。しかししかし、ただ名古屋へ移動するだけではつまらない、近鉄といえば、なんといっても伊勢志摩だ。ということで、お伊勢参りに参戦することにする。

 勿論、小生伊勢神宮には縁もゆかりもないどころか知識も全くない。小生にとって伊勢とは
「伊勢大明神」
これ実は人のあだ名だ。現巨人軍コーチ伊勢孝夫氏が現役当時の話、ヤクルトスワローズが初優勝した年のシーズン終盤に逆転サヨナラ打などを連発したので、このあだ名がついたのである。球界では同様の例として、
「神様・仏様・稲尾様」
というのも知られている。
 もうひとつは
「包丁人味平に登場するお伊勢焼き」
味平が包丁試しという料理対決で、揺れる船の上でたくさんのお魚を焼くのだけれど、なんと魚を
「焼かずに茹でる」
そして焼けた菜ばしで焦げ目をつける、という奇策を使って見事勝利した。解説の中で
「伊勢神宮の宿屋では、一度にたくさんの魚を用意しなくてはならないので、この調理方法が使われたことから、お伊勢焼きと名づけられたとのことである」

 鶴橋から特急にのっておよそ2時間、無事伊勢市駅にて下車。近鉄特急は結構すすんでいるようで、車内改札は行われなかった。あと、とにかく名古屋行きと賢島行きの特急が頻繁に運行されているのに驚く、ただ特急料金高すぎ。
 ところで伊勢神宮といえば、るいさんである。小生の今年の5月21日付けのブログによると(ちょうど半年前だ)
「熊野本宮マニアのるいさんによると、熊野本宮は神社の中の神社である。一方、伊勢神宮は神様の中の神様がいらっしゃる。」
と明快な解説をしている。(さすがだ!)

 ということで、今回もるいさんの指示に従って行動することにする。
 どうやら伊勢神宮には内宮と外宮があるようだ、指示に従いまずは徒歩にて外宮へ。鳥居の周辺が凄く物々しい、警備の方がたくさん立っている。しばらくすると
「ただ今より、天皇のお姉さまの池田厚子様が通りますので、少々立ち止まってください」
と指示があった。一瞬
「あれ?」
と思う、
「いくら天皇のお姉さまでももう民間人では?」
と疑問をぶつけたら
「池田厚子様は、伊勢神宮の祭主なんです」
との回答が返ってきた。
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(物々しい警備に驚く)

 なるほど。。。。。。。。そうか明後日の新嘗祭の前にお参りすることのようだ。。ということで、小生も池田厚子様に従って、外宮からお参りをする。ちなみに、
「外宮とは、天照大神のお食事を司る豊受大神をおまつりしている。衣食住をはじめあらゆる産業の守り神とのことである。」
お食事の神様ということなら、小生にも大いに関係があるようだ。
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(無事に外宮参りを済ませる)


 ここでおよそ40分ほど滞在、お次もるいさんの指示に従って、タクシーにて月読宮へ。正直言って全く分からないんだけれど、とても雰囲気はよかった。江原啓之が著書の「伊勢」(という書き方でいいのか?)にて取り上げられてから参拝する人が増えたとのこと。ただひとつの難点は、お賽銭が4倍必要ということだけだろうか。
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(るいさんの指示に従い、月読宮へ)


 月読宮の後は、いよいよ内宮へ。流石に、こちらは人が一杯だ。正面の宇治橋を渡って行く、ここからは神の領域なのだろうか?
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(続いて外宮へ)
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(宇治橋を渡って境内?へ)


たしかに雰囲気満点だ、しばらく歩いて五十鈴川御手洗場にて、心身を清めればいよいよ御正宮だ。
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(五十鈴川にて心身を清める)


 と思ったら、ここで池田厚子様ご一行と再会。しばしの足止め。いよいよ本宮に参拝したんだけれど、とりたてて感動はなかった。やっぱり昔の人のように江戸から歩いてくるくらいじゃないとだめなのかしらん?
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(やはり、こちらは凄い人だ)


 一応、これにてお伊勢参りは無事終了なんだけれど、いくつか思うところあり。

 昭和天皇は戦争末期に本土決戦を主張する陸軍に対し
「もし米軍が伊勢湾から上陸して、伊勢神宮を占拠でもされたら、三種の神器はどうなる!これでは国体を維持できない、先祖にたいして申し訳がたたない。」
という趣旨の発言をしたとされているが、
「この三種の神器のひとつ鏡はどこにあるのだろうか?」
まさか、一般公開はされていないと思うが。。。。だけど、これだけ書くと天皇は国民のことより、違う方向を向いていたのでは?と思ってしまう、正確な内容は分からないけど。。。。

 神宮司庁広報室によると内宮のことを
「皇室のご祖神の天照大神をおまつりする、わが国で最も尊いお宮です。」
と説明している、ということは、
「2番目に尊いのがどの神社で、3番目はどちらなのだろうか?」
そういう疑問もわいてくる。日本には、およそ8万の神社があるとされているが、その全てのオフィシャルランキングがあるのだろうか?また、そのランキングは上下するのだろうか?(初詣の動員数なんかによって)
「そもそも伊勢神宮と皇室の関係がよく分からない」
「天照大神は天皇の先祖という位置づけでよいのだろうか?」

 出雲大社には毎年10月、いわゆる神無月に全国の神様が集合するらしいけど、
「伊勢神宮や熊野神社からも神様は集合するのだろうか?」

 どうでもいいけど、池田厚子さんに向かって皆で携帯などで写真を撮るのは、いくらなんでもどうかと思うけどねえ。。。。。

 念願の?お伊勢参りを済ませたあとは、るいさんの指示に従い参道であるところの、おかげ横丁をぶらつく。まずは
「赤福本店」
にて、赤福とお茶をいただく。何気に結構な距離歩いたので甘いものがとてもうれしい。
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(赤福本店さんにて一服)
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(とても、おいしゅうございました)


といっても、ここで満腹になるわけには、いかない。お次はこれまた、るいさんの指示に従い伊勢うどんをいただく。ぶよぶよのうどんに、濃い目のおつゆがかかっている、まあ好み分かれるだろうけど、ここへ来た時に食べるくらいだったら許せるのではないだろうか?
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(真っ黒な伊勢うどん)


 あとは、手ごね寿司(手ごねハンバーグの元祖みたいなものだろうか?)がるいさんの指示にはあったのだけれど、ここで満腹にするわけにもいかず、近鉄電車にて松坂へ移動。
「そう、松坂牛だ!!!」
駅周辺には、たくさんの松坂牛のお店があるんだけれど、そんな店には目もくれず、一目散に目指す店はそう、あの有名な
「和田金さんだ!」
小生、お伊勢参りと共に死ぬまでに一度は食してみたいと思っていたお店である。まあ、普段ならばケチンボの小生であるが、なんといってもマイルチャンピオンシップ4着ということならば自然と、財布の紐もゆるくなるというものだ。
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(凄く敷居が高い!)


 4階建ての重厚な建物に圧倒されるが、意を決して門をたたく。一人であること、予約していないことを告げると和服の女中さんは、一瞬困惑したようだが、速やかにお部屋へとご案内される。どうも、団体さんの大広間の他は全て個室のようだ。
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(文字通り個室へ)


 小生、昔から一人焼き肉や、一人しゃぶしゃぶは提唱していたけれど、一人個室すき焼きというのは想定外。
 メニューは寿き焼き、志お焼、しゃぶしゃぶ、ステーキ、あみ焼きなどがあるが、なんといっても看板メニューである、
「すきやきを注文!!!」
ちなみにお値段は8400円の1本。上とか並とかのランクは存在しない。

 まずは、炭火が運ばれてくる、これだけで結構緊張だ。
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(炭火の炎が雰囲気を盛り上げる)


待つこと5分、あかとしろのツートンのお肉が運ばれてきましたです。すかさずお肉を焼いていただく、味付けはお砂糖とお醤油のようだ。グツグツ音がしてきたところで、お肉が生卵の中に運ばれる。
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(まっ、まっ、松坂牛登場!)
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(お肉が煮えるまで我慢できないっ!)


 運命の瞬間!ちょっと緊張して、イマイチ味の判別ができない。続いて、お野菜、そしてお肉、お野菜、御飯をいただく。結論から言うと魯山人風すきやきや、シャブスキー食べさせろ!とは言わないが。。。。。
「う~ん。。。。。。。。。」
ではないか?
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(たまごに、じっくりとからませる)
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(運命の一瞬!)


目の前でお砂糖をジャンジャンかけられると、ちょっと引いてしまうところがある。あとお肉は2枚で130グラムとのことだけれど、すくないよ~~、お野菜もほんの少しだし。。。。あと、お肉ってもっと柔らかいかと思っていたのだけれど、意外と硬いのね。ただ、これは変な薬を使っていない証拠でもあるけれど、正直食べ終わった感動は、あまりなかった。
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(お野菜でご飯をいただく)


 やっぱ、すき焼きは、
「いい肉を買ってきて家で食べるものだ」
という結論のようだ。でも、まあ一生に一回くらいは行っても損はしないと思う。ただただ、お支払い現金のみなんですよねえ、4人で食べればヘタすれば5万円、これ現金って結構つらいですよ、実際持ち合わせない人だっていると思う。客単価2万円を越える店で、カード使えないって凄く不親切だと思う。外人さんだって一杯くると思うしねえ。。。。

 松坂駅前の三交百貨店は、この年末で閉店するとのこと。空前絶後の大安売り、さいごまで笑顔で頑張ります!と看板が出ているが、空前はともかく閉店するんだから、絶後というのは当たり前だろう。もう、こういう地方百貨店って生き残る術って残っているわけないよなあ。。。。。
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(跡地はどうするのだろうか?)


 なんとなく和田金が消化不良に終ったので、有名な
「モー太郎弁当」
をいただくことにする。これ1200円と駅弁にしては、お高い。しかしながら、十分1200円の価値はあるね。ある意味コストパフォーマンスとしては、こちらの方がいいともいえる。
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(この駅弁はおいしゅうございました)

 名古屋までのおよそ90分は熟睡。この区間、一応JRと近鉄の競合区間なんだけれど、JRは快速が1時間に1本に対して近鉄は1時間に2本の指定席特急、ということで近鉄に分があるようだ。
 今回、初めて近鉄に乗ったけれど、さすがは運行距離日本一の私鉄だ、ただ思いっきりローカルな区間もあるので、採算の悪い部分もかなりありそう。疑問なのは特急停車駅すべてのホームに有人の特急券販売窓口が設置してある、西武線みたいに自動販売機にするわけにはいかないのだろうか?バファローズを売却?する際社長が
「球団の赤字がなければ、その数十億で特急が買える」
こういわれると、おっしゃるとおりとしか言いようがない。もっと設備投資した方がいいとも思う。でも、がんばってるなあ。。。。。ぜひとも、近い将来近鉄線に乗って、一部マニヤで有名なW島へ行ってみたいものである。

 名古屋の夜は、前回のメムバーで一献。お忙しい時期なのに、ホント申し訳ないのひとこと。
「及川なんとか問題」
「男をダメにする女問題」
などなど話題は尽きないので、場所をマリオット52階のバアに移して、続行。
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(イルミネーションに足を止める)


地上52階の夜景に
「もう酔ってしまいそう」
であった。
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(大いに盛り上がる)


盛り上がったのだがD氏いわく
「伊勢神宮の存在意義は、天皇制の正当化ではないか?あくまでも元祖神社は出雲大社のはずだ」
「三種の神器の鏡を見せられないのには、大きな訳がある」
という結論が一旦はでかかるが、最終的な結論として
「一月に、りくおさんを囲む会を開催しよう」
ということで結論が出たところでお開きとなった。

 今宵の宿は、もちろんマリオット、バアからエレベーターを降りればお部屋がある。なぜかアップグレードしていただいたようで、かなり広めのお部屋、地上40階からの夜景に
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(シャワ-ブース別のお部屋だった)


「もう酔ってしまいそう。。。。。」
というところで就寝とはいかず、2時間ほどお仕事をしてからの就寝となった。。。。。。

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